体内で生成できない必須脂肪酸「α-リノレン酸」など、栄養豊富な成分が含まれるとして注目される、えごま油。

大台町を拠点とする女性グループ「奥伊勢えごま倶楽部」が手がける 「大台町産100%生搾り 奥伊勢えごま油」は、栽培期間中に化学農薬、化学肥料を使用しない有機栽培をめざしています。

ナッツのような風味で、特有のえぐみや臭みがないとして好評を得ています。

大台町産100%生搾り 奥伊勢えごま油について


奥伊勢エリアは獣害が多い。

奥伊勢エリアは獣害が多い。

奥伊勢エリアは獣害が多く、作物の安定供給が難しい。 そこで獣害に強いとされるえごまに白羽の矢が立ちました。栄養価の高さと育てやすさに惹かれ、2015年から栽培を開始。収穫、搾油、瓶詰まで、すべて手作業でおこなています。

健康を考え有機栽培をめざした「えごま」作り

健康を考え有機栽培をめざした「えごま」作り

栽培期間中に化学農薬、化学肥料を使用しない。環境のため、自分のため、そして家族のために健康を考えたえごまづくりが原点になっています。

自然資源の宝庫な奥伊勢大台町で育つえごま。

自然資源の宝庫な奥伊勢大台町で育つえごま。

えごまが育った大台町を流れる「宮川」は、国土交通省の一級河川水質調査において、過去11回日本一に選ばれています。また、町内全域がユネスコが実施する生物圏保存地域(国内呼称:ユネスコエコパーク)に指定されました。大台町は世界が認めた自然宝庫の町です。

厳しい基準を定めてすべてを手作業で


「大台町産100%生搾り 奥伊勢えごま油」の特徴は、 酸化度の低さにあります。 酸化度が高くなると風味が劣化し、 栄養価が低下してしまうため、「奥伊勢えごま倶楽部」では独自の基準を定めています。

ピンセットを片手にミリ単位の不純物を取り除きます。

ピンセットを片手にミリ単位の不純物を取り除きます。

風通しのよい場所で実を素早く乾かし、不純物を取り除き水分量が5%以下になったら低温で搾油します。

エゴマ油の圧搾機で非加熱の低温圧搾します。

エゴマ油の圧搾機で非加熱の低温圧搾します。

えごまの実を機械で低温圧搾。非加熱のため、栄養価が高いままの風味豊かな油を搾ることができます。

実1キロから摂取できる油は、わずか300ccと貴重です。

実1キロから摂取できる油は、わずか300ccと貴重です。

酸化度の高い商品は出荷できないため、酸化のリスクをはらむ収穫後の作業にはより 一 層の注意を払っています。

体内で生成できない必須脂肪酸「α-リノレン酸」など、栄養豊富な成分が含まれるとして注目される、えごま油。


油で変わる脳の健康

油で変わる脳の健康

私たちの体は水分を除いた固形成分で考えると40%が脂質でできています。脳に至っては65%が脂質です。オメガ3系脂肪酸が欠乏した動物では認知能力や視力、集中力の低下、うつ、不安の異常な高まりといった脳機能の低下に関わるものからドライアイやドライスキン、アレルギー症状の亢進など、多くの疾病に関わる前段階の症状が確認されています。

オメガ3系脂肪酸(イワシやサバ、サンマなどの青魚に多く含まれる魚油、えごま油、亜麻仁油など)の積極的な摂取とともに、6系脂肪酸(サラダ油、大豆油、コーン油、綿実油)の使用を控えることが大切です。また、オメガ3系脂肪酸と競合関係のない飽和脂肪酸(肉類、バター、ラード、ココナツオイルなど)やオメガ9系脂肪酸(オリーブオイル、菜種油(キャノーラ油)など)を使うことでそのバランスを改善することが重要になります。

(麻布大学教授、日本脂質栄養学回副理事長※2018年11月11日中日新聞記事内容抜粋)

1日2グラム以上取る目安<br>えごま油1日に約スプーンいっぱいです<br>

1日2グラム以上取る目安
えごま油1日に約スプーンいっぱいです

厚生労働省が策定する「日本人の食事摂取基準(2020年版)」ではオメガ3系を1日あたり1.6~2.2グラム(成人)を摂取するように目標量が設定されている。

※厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」を元に作成

えごまの実

えごまの実

えごまの実は、油と同様オメガ3系脂肪酸(α-リノレン酸)が豊富に含まれています。フライパンで少し炒って、ご飯や和え物などに入れて食べるのもおすすめです。カルシウムや食物繊維も豊富です。

えごま葉茶

えごま葉茶

エゴマの葉は、韓国料理ではナムルやキムチに加えたり一般的に食べられています。えごま油にアレルギー症状の緩和や生活習慣病の予防、美肌効果などがある「α-リノレン酸」が豊富なことで知られていますが、α-リノレン酸は、葉にも含まれています。また、葉には老化を防ぐ抗酸化成分も多く、ロスマリン酸やビタミンC、ビタミンE、βカロチンも含まれます。えごまの葉を使って、奥伊勢えごまのお茶は、有機栽培の緑茶とほうじ茶をブレンドすることにより飲みやすくしています。

えごまづくりの原点は自分と家族の健康づくり


自分のため、そして家族のために、健康を考えたえごまづくり。 毎日口にするものだから、安心・安全にはこだわりたい。 そんな思いを皆様にもお届けします。

えごま油1日にスプーンいっぱい


近年、健康食品としても販売されている「えごま油」。「えごま油」は、健康に深く関係ある栄養素が豊富なことから、度々メディアでも取り上げられています。安心安全にこだわったえごまです。体にやさしい本物の味を体験してみませんか。

大台町を拠点とする女性中心のグループ「奥伊勢えごま倶楽部」。

「大台町産100%生搾り 奥伊勢えごま油」は、例年売り切れとなる人気商品です。


三重県大台町を拠点とする女性グループ「奥伊勢えごま倶楽部」が手がける 「大台町産100%生搾り 奥伊勢えごま油」は、栽培期間中に化学農薬、化学肥料を使用しない有機栽培をめざしています。えごまの実、えごま茶も人気です。

※別途在庫にない数量もご相談承ります。

JA多気郡奥伊勢えごま倶楽部
TEL:0598-83-2614

JA多気郡奥伊勢えごま倶楽部公式サイト https://okuiseegoma.com/

alternative

よくあるご質問


えごまとは

「食べると十年長生きする」という説もあり「じゅうねん」と呼ばれている地方もあります。日本でも古くから多く栽培されてきました。葉はシソの葉とよく似ており、韓国では野菜として好まれています。えごま油は、荏胡麻(エゴマ)の種子を搾って作られます。

えごま油の特徴は

オメガ3系脂肪酸「α-リノレン酸」が豊富です。「α-リノレン酸」は体内に入ると一部がEPAになり、最終的にはDHAに変わります。現在、えごま油の健康食品ができているぐらい体内では生成されない豊富な栄養成分が含まれています。

えごま油の食べ方は

えごま油は、生のまま食べるのが基本です。えごま油は熱に弱いため、加熱調理には向きません。 かける・つける・まぜるなど、生でいただきましょう。温かい料理や飲み物に加えるのは問題ありません。

えごま油の消費期限は

「酸化」は油の大敵です。酸化すると風味などが落ち、品質が低下します。特に、オメガ3系脂肪酸を多く含むえごま油は酸化しやすいという特徴があります。開封後は、冷暗所で早めにお召し上がりください。(約一か月ほどを目安にしてください)

えごまの実の食べ方は

実の食感を楽しみたい場合は良く噛むことで実の中に含まれる油分が出てきて香ばしい味を楽しめます。 また、実をすり鉢やミルなどを使って細かく粉砕することで、栄養分も吸収されやすくなるのでお勧めです。えごま実は、生のまま食べる事もできますが、煎る事で香りと味にコクが出ます。